【店舗紹介】八なお米穀店について

八なお米穀店の由来

中村商店の閉店


店主の曽祖父が創業した「中村商店」は、下駄屋から始まり、酒・タバコ・食料品・日用品等を販売する田舎によくある小さなスーパーマーケットとして、飯梨地区の人々に愛されたお店でした。しかし、少子高齢化やコロナの影響もあり、残念ながら令和3年12月31日をもって100年以上の歴史に幕を閉じることとなりました。

名前について


八なお米穀店は、その想いを引き継ぎ、地域の人々を笑顔にするお店として、その名前を下駄の「鼻緒」から命名しました。
鼻緒は、足と下駄をつなぐ重要な役割を担っています。下駄の鼻緒のように「お客様と農家を直接つなぎ、地域の人々に必要とされる米穀店」を目指していきます。

八なお米穀店の3つのこだわり

情報公開


八なお米穀店は、化学肥料・農薬などの成分、生産過程をすべて公開します。元公務員の店主が「お客様にすべてを見ていただき、安心・納得した上で食べていただきたい」という強い想いを持ってオープンしたお店です。八なお米穀店では、お客様に生産過程のすべてを公開し、納得した上で安心して食べていただけるよう情報公開を徹底します。

農家直送


八なお米穀店は、島根県安来市の飯梨地区にある飯梨地区の農家のための米穀店です。そのため、農家が稲刈り直後、籾のまま当店に搬入し、当店で乾燥〜精米までを行います。卸業者のような中間輸送を行わないため、農家こだわりのおいしいお米を新鮮なまま、直接お客様にお届けすることができます。

地域密着


八なお米穀店は、島根県安来市にある飯梨地区産のお米を取り扱う唯一のお店です。お米の販売だけでなく、地域の自然を次世代に残し、地域活性化を目指した飯梨地区のための米穀店です。

飯梨地区について

地域

飯梨地区は島根県安来市の南西部、飯梨川の中流にある人口約1,343人(令和3年12月末時点)の地域す。主な産業は農業でそのほとんどが米農家のため、昔ながらの田園風景が見られます。富士山に見た目がそっくりなことから、別名「伯耆(ほうき)富士」とも呼ばれる標高1,729メートルの大山の絶景が見られる地域です。江戸時代以降、十数回の氾濫によって流路が何度も変わり、そのたびに耕地等へ甚大な被害をもたらしてきました。しかし、長い年月をかけ地域の人々の努力によって強大な堤防が築かれ、それと並行して耕地の土壌改良も行われ、水稲を中心に多くの農作物が生産されるようになりました。

観光

観光では、世界的にも有名な足立美術館がある地域です。足立美術館は、横山大観をはじめとする近代日本画や北大路魯山人の陶芸などを中心に約2000点を展示しているほか、5万坪の日本庭園は、アメリカの日本庭園専門誌による、全国の日本庭園約1000か所を対象に実施した「日本庭園ランキング」(ジャーナルオブジャパニーズ・ガーデニング)における庭園ランキングで、18年連続日本一に選ばれています。


足立美術館のすぐ隣には、さぎの湯温泉街があります。さぎの湯荘、安来苑、竹葉と温泉が楽しめる宿泊施設があり、足立美術館で観光した後は、さぎの湯温泉で温泉と新鮮な海の幸を楽しむことができます。さぎの湯温泉は、奈良時代に白鷺がこの地に舞い降り湧きだしていた湯で足の傷を癒したという伝説が由来となったと言われています。水質は、弱アルカリ性で神経痛、皮膚病、創傷などに対して効能があります。

八なお米穀店の想い

八なお米穀店は、農家とお客様をつなぎ、地域の発展に寄与する地域のためのお店です。

消費者と生産者

八なお米穀店は、消費者と生産者をつなぎ、両者ともに幸せになってもらいたいという強い想いがあります。農家で育った人は当たり前に知っていることですが、消費者は、産地の環境であったり、採れたての農作物の美味しさやその農作物がどうやって作られたということを知らない人がほとんどです。そのため、消費者は商品のパッケージや価格などから判断するしかないのですが、実際に農家を知らない消費者ほど農作物のできる過程を知りたがっている人が多いです。同時に、生産者も生産した農作物がどのように食べられているのかを知りたいと思っています。両者とも相手の声を求めているにも関わらず、想いが届かないというのが現実です。八なお米穀店は、両者の橋渡し役として少しでも消費者の声を生産者に、生産者の声を消費者に届けることを目標に日々情報を発信していきます。

地域活性化

飯梨地区で生まれ育った農家の人間として、飯梨地区のみどりを次世代に残し、地域の人々が笑顔の絶えない充実した毎日を過ごせるように、農業と地域の発展を目指していきます。そのため、農業だけでなく、観光に関しても積極的に発信し、全国の人々に飯梨地区を知ってもらい、実際に1人でも多くの人に来てもらえるようにしたいと考えています。八なお米穀店は、飯梨地区の良さを発信していく広告塔としての役割も目指していきます。

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