苗代の田起し、畦塗りを行いました。
農作業について
毎年、苗代はちょうどライブ配信している場所で作ります。
作業内容の概要は以下のとおりです。
苗代の田起しと畦塗りの方法
写真の線で囲っている部分を苗代用にトラクターで田起しを行って、苗代の水が漏れないように赤線部分の畦塗りを行います。
田起しとは?
田起しは田植えをできるようにするため、トラクターで田んぼを掘り上げ、土の上下層を混ぜ合わせる作業です。
畦(あぜ)塗りとは?
田んぼに水を張った時、田んぼの水が漏れ出ないようにトラクターを使って畦を作り、土で塗り固める工程を畦塗りと言います。苗代は、通常ビニールハウスを利用することが一般的ですが、中村家では、写真のように田んぼの一画を利用し、ビニールをかぶせて簡易の苗代を作ります。
作業内容について
まず、畦塗りを行います。
写真の中央部分ですが、畦塗りを行うラインに沿って杭を2本立てて、その間を紐で結び目印とします。このラインを見ながらトラクターを運転し畦塗りを行います。
トラクターの耕うん爪の部分で掻き出した土を金属板でせき止め、円形のロータリーで土を押し固めていきます。
次にトラクターのパーツを付け替えて田起こしを行います。
※パーツを変更した部分の写真を撮り忘れていました。後日、パーツ部分が分かる写真を更新させていただきます。^^;
硬かった田んぼの土が、写真のように一度トラクターで田起しすることで混ぜ合わせられて柔らかくなりました。実際はトラクターの幅より30㎝程度幅が広かったため、トラクターを往復して作業することとなりました。
作業完了しました。
今回の作業は店主の私が行ったので、ご覧のとおり所々ゆがんでいます。^^;
農作業を始めたばかりでトラクターの運転にも慣れていないので若干のゆがみはご容赦ください。(笑)
トラクターは車の運転とは違って地面がデコボコしているため、常にハンドル操作に気をつけながら運転しないといけません。ハンドルは思ったより軽いのでハンドルの切りすぎには注意しながら真っすぐ進むように意識しながら運転していきます。
ちなみに畦の接合部分はトラクターでは難しいので、手作業で畦を作る予定です。
以上、苗代の畦塗りと荒起こしの作業内容でした。
苗代は田植えの約1月前には水入れ、代かきをしておかないといけないので、他の田んぼの作業より少し早めに行うこととなります。また農作業の様子は随時更新していきますのでよろしくお願いいたします。
作業を終えてみて
当たり前のことですが、トラクターの力はすごい!!
カチカチに固まった田んぼの土を一発で柔らかくする力、畦を一瞬で作り上げ塗りかてめる能力、本当にトラクターに感謝です。畑で草抜きや鍬で耕したりすることがありますが、5坪程度の大きさでも1日近くかかるほどの作業量があります。作業後は身体中痛く、1週間近く筋肉痛に悩まされることもありますがトラクターならご覧のように一瞬です。例年あまり手入れされていませんでしたが、今年は代かきが終わったらピカピカに洗車して日ごろの苦労を労ってあげたいと思います(笑)